(写真:ロイター) |
この日は、25年前に北大西洋条約機構(NATO)が当時ユーゴスラビアの首都だったベオグラードを空襲した際、米軍が中国大使館を誤って爆撃した節目でした。米国をけん制する狙いもありそうです。
習氏のセルビア訪問は2016年以来、8年ぶりです。訪問に先立って地元紙に寄稿し、両国関係を「鋼の友情」と称賛しました。ユーゴ空爆の悲劇を共有していると指摘した上で、「共通の未来に向けた中国とセルビアのコミュニティーを構築する準備がある」と呼び掛け、経済分野にとどまらない協力の深化に意欲を示しました。(時事)